事業計画

地球温暖化対策のための低炭素社会やエネルギー対策、循環型社会構築のための３Rの推進、生物多様性保全のための自然共生社会の具体化など、今日的な環境問題への対応を前提とした社会システムの構築が求められている。
協議会の構成メンバーは業種・業態が様々であり、関心のある事柄も多岐に渡るため、4つのテーマを設け、会員サービスに努めたい。具体的には、１．エネルギー　２．農業・林業　３．廃棄物・リサイクル　４．SDGｓ、環境教育とし、またこれ以外のテーマでも会員の要望に応じ、随時対応する。

1.環境にやさしい製品・技術等の情報発信事業

環境ビジネスの促進のために会員間の情報交換、ホームページ・e-mailを利用した環境製品・サービス等のＰＲ等を行う。

1. E-mailを使用した情報提供・意見交換
   事務局から会員に対して、セミナーや法律の改正等の情報提供、また会員の製品・サービス等の紹介、会員から事務局への要望・提案等の受付け、会員間の情報交換等を行う。
   1. 事務局・会員間の情報連絡・情報提供（コミュニケーション機能）
      事務局から会員へ会議の開催等の事務連絡、行政機関・会員からの環境ビジネス関連情報の提供を行う。
   2. 会員間のコミュニケーション
      会員同士の製品・技術等の情報連絡を行う。
2. 環境ビジネス協議会のホームページの運営
   インターネットにより、協議会のＰＲ及び会員の持つ環境にやさしい製品・技術等のＰＲを全国に発信する。
3. 環境製品等に関するHP内での紹介・宣伝
   会員の環境技術・製品・サービス等を紹介したHP作成の継続を実施。
4. 環境情報交換システムの活用
   インターネット上で、環境にやさしい製品・技術等の情報交換を行うために、「静岡県環境情報交換システム（エコマート静岡）」の普及・促進を図る。

2.見学会・セミナー等の開催

1. 見学会
   環境ビジネス・環境保全に対し､先進的な企業の見学会を開催する。
   見学先については、CSR推進企業、バイオマス等新エネ導入企業、リサイクル先進工場等を候補とする。
2. セミナー・講演会の開催
   企業・事業所の自主的・積極的な環境への負荷の低減を図る活動を促進していくため、セミナー・講演会を開催する。また積極的に後援・共催等を行う。

3.研究会等の開催

1. 会員による研究テーマの提案
   総会、インターネット、会員ネットサービス等により、新規研究会のテーマ提案、参加申込を随時募集し、新たなビジネスチャンスを探求する。
2. テーマ別研究会の開催
   昨年度からの研究会・勉強会の充実、新規研究会の立ち上げを支援する。
   • 「環境対応への理解を深める」勉強会
   • 「有機性資源のCaO処理」研究会
   • 「エコクリエイト」研究会
   • 「各種廃棄物のセメント資源化」研究会
   • 「ガラスのリサイクルによる軽量素材の活用」研究会
   • 「環境共生ニュータウン」研究会
   • 「有機資源循環」研究会
   • 「浜名湖あおさの有効利用」研究会
   • 「廃プラスチック類の再生利用」研究会
   • 「LCAに関する調査･研究」研究会
   • 「土壌･地下水汚染の調査と修復技術の開発」研究会
   • 「ストックヤード設置問題」研究会
   • 「静岡県建設廃木材リサイクルシステム」研究会
   • 「合併浄化槽等小型水浄化設備有機性残留物堆肥化システム」研究会
   • 「静岡県事業系紙資源リサイクル」研究会
   • 「鉄イオンによる水質浄化機能」研究会
   • 「RCS(Reverse Circulation System)プロデュース」研究会
   • 「バイオマスリサイクル」研究会
   • 「コージェネレーション」研究会
   • 「オリーブ産地化」研究会

4.その他

1. 展示会への出展
   環境をテーマとした展示会に出展し、協議会、研究会の活動内容等をＰＲするとともに環境にやさしい製品の使用促進の呼びかけ等を行う。
2. その他
   　環境ビジネスに関わる会議等への出席依頼があった場合には積極的に参加する。