2005/ 4/22(NO.43)



静岡県環境ビジネス協議会事務局がお届けする「会員ネットサービス」です。

今回は静岡県立大学が開催する「ビジネス講座」に関するご案内のおしらせです。

科目がいくつかありますが、今回は環境ビジネスに関する講座のみ紹介をさせて頂きます。



※ この「製品・サービス紹介」は無料のため、皆様もお気軽にご相談下さい。
(お申込は事務局まで)



目次

・ 大学院ビジネス講座平成17年度前期受講生募集について



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静岡県立大学 大学院ビジネス講座 平成17年度前期 受講生募集要項



1 目的

企業や行政をとりまく環境は急激かつ大きく変化している一方、経済的には閉塞感から
いまひとつ抜け切れていません。
このような状況においては、じっと嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、キャリアアップや
起業の大きなビジネスチャンスと捉えて行動することが、現状を打破するために必要な
ことの一つではないでしょうか。
本講座では、社会で活躍している方々がビジネスチャンスを生かせるように、また時代の
波に乗り遅れないように、経営、情報などの分野において、高度で専門的、実務的な
知識・技術を習得できるプログラムを展開します。



2 開講方式

本講座では、コースを設けて履修する科目を特定することはせず、経営や情報等の分野の
科目から、各自の興味や必要性に応じて自由に履修するアラカルト方式を用います。



3 開講時期・時間

前期(5月〜9月)・後期(10月〜翌年3月)の2期制で、募集は各期ごとに行います。
1科目につき、1回2時間15分の講義を計10回行います。

開講時間は、平日18:45〜21:00、土曜10:00〜12:15・13:00〜15:15です。



4 会場

【沼津会場】

静岡県立大学沼津エクステンションセンター(名称を変更する可能性があります)

沼津市大手町1−1−3 沼津商連ビル5階(JR沼津駅南口徒歩1分)

(電話)055−952−7611  (FAX)055−952−7613



【静岡会場】(遠隔講義システムを利用して開講する会場)

ペガサート 7階 静岡市産学交流センター(ビネスト) 大会議室

(JR静岡駅北口徒歩5分、静鉄新静岡駅徒歩1分)



5 受講申込資格

@ 大学を卒業した方またはこれと同等以上の学力のある方

A 社会人として実務経験のある方、のいずれかに該当する方を対象とします。

※ 科目により条件が追加される場合がありますので、講義概要でご確認ください。



6 定員 

1科目につき20名。ただし、「静岡会場」は1科目につき15名。



7 申込方法・書類・期限

封筒に「ビジネス講座」と朱書きして、次の@〜Bの書類を、下記12の申し込み先あてに
郵送または持参してください。(月曜〜金曜 8:30〜17:00)

(注意:【沼津会場】及び【静岡会場】ペガサートでは受け付けません)

@ 受講申込書(様式1)
A 履歴書(様式2)
(今期、「非営利組織マネジメント講座」を申し込む方は1部で結構です)
B 受講希望理由書(A4縦用紙1枚に横書きで、200字以上800字以内程度)


申込期限は、平成17年4月13日(水)(必着)です。

なお、追加募集を行う場合は、下記12のホームページ(HP)等でお知らせします。



8 受講者の選考及び選考結果の連絡

書類により選考し、その結果を平成17年4月22日(金)以降、郵便で通知します。



9 受講料

1科目につき 28,800円(例:3科目の場合28,800×3=86,400円)

納入方法については、選考結果を通知する際にお知らせします。

なお、受講料の他に教材費が必要になる場合がありますのでご承知おきください。



10 修了の認定

科目ごと4段階(A、B、C、D)で成績評価を行い、成績表をご自宅に郵送します。
「A」「B」「C」の評価を受けた方には、同時に修了証も郵送します。



11 注意事項

提出書類及び一旦納入した受講料の返還は一切行いません。



12 申し込み先・問い合わせ先

〒422-8526 静岡市谷田52-1 静岡県立大学 事務局学務スタッフ
 電話: 054−264−5008 
 E-mail :  gakukei@u-shizuoka-ken.ac.jp

ホームページ【HP】 http://ext-ai.u-shizuoka-ken.ac.jp/



今回は「環境ビジネス」に関する講座のみの紹介です。他にもさまざまな講座が
ありますので、そちらについては上記まで下さいますようお願い申し上げます。



<環境ビジネス講座について>



20世紀は市場競争のプレッシャーに突き動かされて新技術のもたらす夢を追った結果、
大量生産・大量消費・大量廃棄の世界が到来したといえます。
国は増え続ける産業廃棄物に押されるように2000年に「循環型社会形成推進基本法」を
制定しました。疲弊する地域では、行政の後押しで環境技術を駆使してリサイクルビジネス、
環境ビジネスの展開が期待されました。リサイクルプラントを建て、
物流のコスト削減とともに原料が十分供給され、環境汚染の低減を一挙に解決し、持続可能な
社会の構築が可能なはずでした。
ゼロエミッションや循環型社会も市民のごみの分別作業により一歩一歩近づくと、細かな
分別に励む市町村も現れました。しかし消費者の購買意欲は環境意識の向上だけでは
高まらないことに加え、自然科学の視点に立つと、どんな製品があるいはどんな
リサイクルシステムが環境にいいのかさえわからない不安もでてきました。
環境負荷低減を追及するはずの環境ビジネスは当初考えていた以上に複雑な問題があることが
わかってきたのです。

今、環境ビジネスは市場に商品を提供する企業ばかりか、その科学的根拠を支える科学者、
それを政策で後押しする行政、そして消費者もその責任が問われているといえましょう。
本講座では地域活性化の期待を担ったはずの静岡県内の環境ビジネスの低迷を踏まえ、
まず環境ビジネスにみる技術と市場を考えてみましょう。
さらに環境ビジネスの今後の展開のために市民・行政・企業の役割をみなさんの知恵を
出し合って考えていきたいと思っています。
この講座は受講者とともに地域の環境ビジネスを議論しながら進めていくことを
目指しています。

 

(受講対象者)

環境問題に関心のある人や、環境ビジネスに関わっている人



(構 成)                                             (担当)(開講日)

1.環境ビジネスにみる技術と市場
 −ペットボトルリサイクルシステムを事例にして− (五島・森・竹中)(5/17)

2.技術と市場の関係 −技術がよければ売れるのか−  (竹中)(5/24)

3.よい環境技術はビジネスに結びついているのか
 −日経地球環境技術賞を中心にして−  (白井・竹中・五島)(5/31)

4.ごみは燃焼処理?それともリサイクル?
 −地方自治体の苦悩− (工島・糟屋・五島)(6/7)

5.家電リサイクル法とビジネス −リサイクルプラントの現状− (富松・五島)(6/14)

6.環境科学者の立場からみる環境ビジネス (岩堀)(6/21)

7.バイオマスを用いた環境ビジネス (笹谷・森)(6/28)

8.静岡県で生まれた環境技術のシーズから市場へ (平井)(7/5)

9.環境マネージメントとコミュニケーション (森)(7/12)

10.地域の環境ビジネスを市民の視点で再び考える(討論会) (五島・森・竹中)(7/19)

11.予備日 (7/26)



講師紹介

五島 綾子( ごとう あやこ )

1965年 静岡薬科大学薬学部卒

1980年 薬学博士(静岡薬科大)

1992年 博士(理学)(名古屋大学)

1993年 スイス連邦工科大学高分子科学研究所客員教授

2002年 静岡県立大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科教授

専門:科学技術社会論、コロイド界面化学

主な社会活動等

2002年  沼津市開発審査委員(環境及び公衆衛生問題担当)(〜現在)

主要研究業績(著作・学術論文)

・コスメトロジー研究振興財団学術賞(1997年),The World Innovation 
Foundation研究所(英国)よりAward受賞とFellow(2001年),

IUPAC Fellow(米国)(2002年)  

・アメリカ化学会誌などに多数発表

・五島綾子・中垣正幸著『ナノの世界が開かれるまで』海鳴社(2004年)



森 勇治( もり ゆうじ )

1966年生まれ

1997年 横浜市立大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学

同 年 静岡県立大学経営情報学部助手

1998年 カナダ・サイモンフレイザー大学客員教員

2002年 静岡県立大学経営情報学部・同大学院経営情報学研究科専任講師

専門:マネジメント・コントロール論、ベンチャー企業論

主な社会活動等

・平成16年度中小企業診断士試験委員

・日本ベンチャー学会論文査読者(レフェリー)

・日本ベンチャー学会イノベーション研究部会幹事

主要研究業績(著作・学術論文)

『現代国際会計』(税務経理協会,2000年),
「企業価値重視の経営における組織デザインと戦略的業績管理会計」
(『経営と情報』,2001年),

「ベンチャー企業におけるアウトソーシング・マネジメント・コントロール」
(『経営行動研究年報』,2002年),

「地域におけるビジネスインキュベータの活動」(『ベンチャーズ・レビュー』,2004年)



竹中 厚雄( たけなか あつお )

1975年 兵庫県生まれ

2002年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了(経営学博士)

2002年 静岡県立大学経営情報学部助手

2005年 静岡県立大学経営情報学部専任講師(予定)

専門:経営戦略論,経営組織論,国際経営論

主要研究業績(著作・学術論文)

「研究開発の国際化に関する研究展望」(『経営と情報』第16巻,2003年),

「国際製品開発の戦略類型」(『経営と情報』第16巻,2004年),

「日本企業における海外研究開発の促進要因−電気機器メーカーの分析−」

(『研究技術計画』第18巻,2004年)



白井 彰( しらい あきら )

1942年 北海道生まれ

1966年 北海道大学工学部合成化学工学科反応工学講座卒業

2005年 静岡県立大学大学院経営情報学研究科修士課程修了(見込)

資 格:環境計量士 等

  

工島 康久( くしま やすひさ )

1946年 静岡市生まれ

現  在 静岡市環境部理事(清掃担当)



糟屋 眞弘( かすや まさひろ )

1957年 静岡市生まれ

現 在 静岡市環境部廃棄物政策課副主幹



富松 昭昌( とみまつ あきまさ )

1955年 福岡県生まれ

1974年 株式会社富士通ゼネラル入社

1998年 リサイクル事業推進部 家電リサイクルシステム構築に取り組む

2000年 株式会社富士エコリサイクル 取締役



岩堀 恵祐( いわほり けいすけ )

1954年 静岡生まれ

1988年 工学博士(大阪大学)

 1994年 大阪大学工学部環境工学科学内講師

2001年 静岡県立大学環境科学研究所・同大学大学院環境物質学専攻 教授

専門:環境工学

主な社会活動等

・日本瑞処理生物学会,環境システム計測制御学会,富士学会評議員、
  廃棄物処理対策研究審査会(環境省)委員,
  水環境パートナーシップ検討委員会委員長など多数

主要研究業績(著作・学術論文)

・排水処理、汚染環境修復、廃棄物資源化などの分野での学術論文多数



笹谷 広治( ささや こうじ )

1935年 青森県生まれ

1954年 中央大学中退

1968年 警察大学本科卒

1971年 米国カルフォルニア州立大学研修

1982年 米国法人ササヤアメリカインク設立 代表取締役就任

1994年 (株)チャフローズコーポレーション設立 代表取締役就任

主要研究業績(著作・学術論文)

ホタテ貝殻ともみ殻が原料の天然健康内装剤(『技術教室』2000年5月号)等



平井 一之( ひらい かずゆき )

1951年 沼津市生まれ

現 在 社団法人静岡県環境資源協会 事務局長,

    静岡産業大学経営学部非常勤講師(環境法、環境ビジネス論),

    NPO法人日中環境経済センター代表理事,静岡市環境審議会委員

(環境基本計画部会長),静岡市清掃対策審議会委員,
  静岡県経営支援技術アドバイザー(環境部門)等





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エコアクション21   



「ビジネス協議会事務局の(社)静岡県環境資源協会が地域事務局に認定されました」



エコアクション21とは?

中小事業者等の幅広い事業者が、
自主的に「環境への関わりに気づき、目標を持ち、行動する」
ことができる簡易な環境マネジメントの方法で、環境省がその普及を推進しています。
ISO14001は環境経営の効果的な手法ですが、その認証取得は必ずしも容易ではありません。

また、環境保全活動への意欲はあるものの、どこから手をつけたらよいか
悩んでおられる事業者も多いのではないでしょうか。
そのような事業者にこそ、エコアクション21(環境活動評価プログラム)が向いています。


詳しくは下記リンクをご参照下さい。



環境省HP(エコアクション21について)

http://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/04-5.html



(財)地球環境戦略研究機関

http://www.ea21.jp/





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 (ご案内)

「製品・サービス等を紹介したい」という方は
こちらまで、まずはご連絡をお待ちしております。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

製品・サービス紹介 : kankyou@po.across.or.jp

※本サービスは無料です。



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 協議会に対するご意見等はこちらへ
(「こんなことをやって欲しい」等、ご要望もお待ちしております。)

また、e-mailアドレスの変更等もこちらへお願いします

kankyou@po.across.or.jp



静岡県環境ビジネス協議会HP

http://www.across.or.jp/kankyoub/

エコマート静岡HP

http://ecomart.pref.shizuoka.jp/





 (その他リンク)

環境法令の紹介・データ検索など

「地域環境行政支援情報システム(環境省)」

http://www.e-plan.eic.or.jp/



容器包装リサイクル法の実施状況(経済産業省)

http://www.meti.go.jp/policy/closed_loop/



グリーン購入についてのHP

企業内でこれからISO14001等でグリーン購入の導入を検討されている方に

また市町村のグリーン購入の参考に

http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/index.html



環境報告書ガイドライン

これから環境報告書を作成する方、また環境報告書に特色を持たせたい方に

http://www.env.go.jp/policy/report/h15-05/index.html





※このメールは、静岡県環境ビジネス協議会にご入会頂いている

 会員の皆様にのみ、無料でお送りしているメールマガジンです。

※このメールはウィルスチェックを2重にかけております。



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編集:静岡県環境ビジネス協議会事務局

〒420−0853

静岡市追手町44−1静岡県産業経済会館6F

社団法人静岡県環境資源協会内

 TEL:054−252−9023

 FAX:054−652−0667

e-mail address : kankyou@po.across.or.jp

  担当:杉山



〈ご注意〉

お届け致しましたメールの内容については十分な確認を

行っておりますが、不備などありましたらお知らせ下さい。

尚、お届けした内容についてトラブル等ございましても事務局では

一切の責任・保障を負いかねますのでご了承下さい。

また、メール形式はHTML形式でご覧下さい。

改行されてしまいメールが見難い場合は、ウィンドウのサイズを変更してご覧下さい。





























































































































(おまけ)

日曜日に車を洗いました。いつもより念入りに綺麗にしました。

翌日、スコールのような雨とヒョウが降って、せっかく洗った車が…

しかも次の日は花粉がかなり飛散し、翌日は黄砂が大飛散…車が黄色。

人間の思惑など自然には全く関係ないですからね、しょうがない、

しょうがない、と自分に言い聞かせた1週間でした。トホホ。



事務局:杉山@今週末も洗車